「西尾城」は、承久の乱(1221年)の戦功で吉良荘に進出した足利義氏(後の吉良氏)が築いたとされる西条城がはじまりとされる。その後、吉良家・今川家が入場。「桶狭間の戦い」で今川義元が戦死すると「徳川家康」が攻め取り、城代に「酒井正親」を配置した。その後天正13年(1585)、家康の命で「三州一国の人夫を以て」改修が行われ、天守、石塁、堀、櫓門などが増築されました。家康公はこの城を鶴の城・鶴城(かくじょう)と呼び、現在も鶴城という地名が残っています。また、家康公は鷹狩りを好み、西尾城周辺をよく訪れたようです。
現在は江戸時代の櫓と門を復元し、西尾市歴史公園として整備されており、屏風折れ土塀は西尾城と宇都宮城にしかなく貴重。
西尾城跡・西尾市歴史公園
にしおじょうあと・にしおしれきしこうえん
西三河エリア
住所 |
〒445-0864 愛知県西尾市錦城町231-1
|
---|---|
電話番号 | 0563-56-6191(西尾市資料館) |